図書館仕事のタネは図書館司書向けの情報／コミュニティーサイトです。

忙しい司書さんを応援したい

「図書館がのんびりしているなんて、幻想です。毎日ドタバタで、落ち着いている時間なんてありません」――元・公共図書館勤務の運営スタッフはそう語ります。

企画書を書いているうちにおはなし会の時間になり、カウンターに戻ってくればすぐにレファレンス。内勤時間に館内ディスプレイを作ろうとしたそばから、利用者さんからの電話が鳴る。

本当はもっと勉強もしたいし、イベントも増やしたい、新刊チェックに本屋さんにも行きたいのに、現実にはそんな時間がありません。また、業務のヒントとなるサイトや書籍があっても、情報が多すぎると、かえって選び取る手間がかかるものです。

私たちはそんな忙しい司書さんを少しでもお手伝いしたいという思いで「現場ですぐに役立つ情報」だけを集めました。

 

司書の仕事はストレスフル

好きでこの仕事に就くケースの多い司書さんですが、業務内容や職場環境はストレスの多いものです。実際に勤務してみると、一日のほとんどをクレーム対応や特定の利用者対応に費やすことも珍しくありません。図書館司書は専門職でありながら、接客やサービス業の側面もあります。

そのうえ、決して待遇面で恵まれているとも言えません。非正規スタッフも多く、とても不安定な職場環境でもあります。

私たちは、そんな司書さんにとって、思い切ってネガティブな相談もできる場所を提供したいと考えました。